印鑑の起源は、今から5000年以上前のメソポアミア地方にあるとされています。当時使われていた印鑑は、円筒形の石や宝石の外周部分に絵や文字を刻み、これを粘土板の上に転がして押印するというものでした。
現在ではいろいろな材質の印鑑ができ、個人用・法人用も含めて用途も様々ですが、その場その場に適した印鑑の選び方を知っている方はあまりいないのではないでしょうか?
そこで、当サイトでは、印鑑の造りや書体など、印鑑の選び方の基本をわかりやすくお教えします。皆様の用途に合わせた印鑑選びをお手伝いさせていただきたいと思います。
すぐに溝が目詰まりしたり、磨耗して溝が浅くなるものは、品質が悪い印鑑です。しっかりと深くまで彫ってある印鑑が、質の良い長く使える印鑑と言えます。
印鑑の材質には、印材に向いている素材と、向いていない素材があります。「柘」「黒水牛」「オランダ白水牛」「象牙」は、粘りと弾力性があるため、印材として優れています。
印鑑の書体には、印相体、篆書体、吉相体、隷書体、古印体、楷書体、行書体など、いろいろなものがあります。
印鑑を造る際の一般的なサイズ、標準的なサイズをお教えしますが、用途によって区別のしやすいものや、お好みで選ぶことをオススメします。
実印、銀行印、認印、仕事印など、個人で使う印鑑の種類や主な用途、意味等についてご説明いたします。
代表社印、行印、各印、割印など、法人で使う印鑑の種類や主な用途、意味等についてご説明いたします。